2014.09.08

ラクスルに入社して初Pull Requestするまで

8月に入社したラクスルのフロントエンド周りを担当している野口です。
今回はラクスルに入社して初Pull Request(プルリクエスト)するまでについて、ざっくり書いてみたいと思います。

Webデザイナーやマークアップエンジニアが、GitやGitHubを導入している環境にジョインする時の参考に少しでもなったらうれしいです。あと、いちスタートアップの開発環境がどんな感じなのか知っていただくいい機会になったらなと。
(GitやGitHubの基本や使い方の詳細は今回書きません。あくまでラクスルにてPull Requestに至るまでのおおまかな流れについてです。)

はじめにラクスルのフロントエンド開発に関わる技術などを簡単に箇条書きでご紹介。

  • Sass
  • Compass
  • Git
  • GitHub
  • Twig(テンプレートエンジン)※フレームワークはSymfony、Codeigniter

前の職場でSassやGitやGitHubを使っていた経験もあり、この環境が既にそろっているのもラクスルに転職する際の大きな魅力のひとつでした!

では、入社して初Pull Requestするまで。

1. 初日にMBA支給

ラクスルでは基本的にMacBook Air(13インチ) が各々に支給されます。
※Windowsが希望であればWindows搭載のラップトップを選択することも可能

MacだろうとWindowsだろうと、みんなラップトップなので社内メンバーの機動力が高いのが印象的です。さっと集まれるし、画面見せ合いながら話せるので、みんながラップトップというのはいいですね。働く環境としてすごく気に入ってる点でもあります。

2. GitHubアカウントとSSH公開鍵

Macの設定やら社内ツールやら環境を整えていると、弊社CTOから下記メッセージが。
「GitHubのアカウント名をお願いします。SSHの公開鍵もください。」

ということでまずはGitHubのアカウントとSSH公開鍵を準備しました。

GitHub

会社で使うGitHubのアカウントは、既に個人で使っているアカウントにするか、会社用に新しく作るかちょっと悩みますが、既に持っている個人アカウントを利用することにしました。
(もともと持っていなければ、ここでGitHubのアカウントを新しく作成する必要がありました。)

SSH公開鍵

SSH公開鍵どうするんだっけ?と正直いきなり足踏みをしていたのは弊社CTOには内緒です。馴染みがあまりない人にとってはちょっとひるむところかもしれません。

グーグル先生のお世話になり公開鍵の生成方法を調べ、Macのターミナルを起動。
ssh-keygenコマンドを実行してid_rsa.pubを生成し、弊社CTOに無事SSH公開鍵を送れました。

3. GitHubにログインして公開鍵を登録

先ほど送った公開鍵は開発サーバ用で、GitHubにも公開鍵を登録する必要があります。GitHubにアクセスして、Settings→SSH keys→Add SSH key→Add keyで公開鍵を登録です。

ここでGitHubのラクスルのチームメンバーに加えてもらいました。リポジトリのURLを教えてもらったので、アクセスしてブランチがどうなっているかとか、コミットのメッセージどう書いてるとかとか、さらっと見ておきました。

4. 開発サーバにアカウントを作成してもらい接続

しばらくすると弊社CTOから開発サーバにアカウントを作ったと通達が。.ssh/configも設定してもらえたので、ターミナルでssh ◯◯(.ssh/configのHostで指定している名前)で楽に開発サーバに接続!

このtech blogのカバー画像にも使われていますが、接続後の画面。
ラクスルに仲間入りしたことを実感!!

terminal2

5. ラクスルのリポジトリを取得

既存のリポジトリのコピーを取得するのでgit cloneします。
これで開発できる環境が一旦できました!

6. サイトの簡単な修正を担当

Gitでトピックブランチを作成

git branch dev/◯◯でトピックブランチを作成。
(ラクスルのトピックブランチはdev/タスク名がルールとなっています。)

現状クライアントツールが使える開発環境にはなっていないため、ターミナルから直接Gitコマンドを打ちます。個人的にもクライアントツールより直接コマンドを打つのが好きです。
※ブランチ作成前にカラーリングやエイリアスなど.gitconfigの設定を少ししておきました。

開発サーバにFTP接続

エディタは個人的にSublime Textが好みなので、開発サーバにはFTPクライアントソフトで接続してファイルをSublime Textで編集します。FTP接続する時に必要な情報は弊社CTOに教わりました。

7. ラクスルのリポジトリにて初Pull Request

修正を終え、ターミナルでgit add、git commit -m “◯◯”、git push origin dev/◯◯と一連のコマンドを打ちます。そしていよいよ、GitHubにアクセスして、Pull Requestするページに遷移して必要な情報を入力したり、ボタンをポチポチしてラクスルにて初Pull Request!

その後、コードレビューでOKをもらい、トピックブランチからmasterブランチにマージされました。デプロイは特定の人に権限があり、権限のあるエンジニアに依頼し、無事にサイトの修正がリリースされました!(本番サーバに入ってgit pullをするようです。)

おわりに

新しくジョインする側としてもGitやGitHubが既に導入されていると、スムーズに開発に入れるなと振り返りながら思いました。

過去の履歴を追ったり、どうブランチを切っているかとか、メンバーのコードレビューなどなどGitHubを見ればなんとなく開発の空気感がつかめるので良いです。

まだまだGitやGitHubを使いこなせていないので勉強していくと同時に、どういう運用フローがラクスルにとって最適なのかメンバーと一緒に考え、適宜見直してより良くしていけたらと思っています!

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2014.09.08 #Culture
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ラクスルに入社して初Pull Requestするまで

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